DOG'S BUDDYのトレーニング方法
DOG'S BUDDYのトレーニングはクリッカーとオヤツや褒め言葉を使ってイヌに覚えさせたい行動を定着させるトレーニング方法です。
叱られるばかりでは人でもやる気が無くなってしまいますよね。
イヌも同じです。「どうしてできないの?」と叱ってばかりではワンちゃんのやる気が無くなってしまいますし、教える飼い主さんもイライラしてしまいお互いに苦痛になってしまいます。イヌは飼い主さんの気持ちを敏感に感じ取ります。イライラしている負の感情のまま指示を出されてもイヌは指示を聞けなくなってしまいます。
DOG'S BUDDYのトレーニングは出来ないことを無理にさせるのではなく、出来るように誘導してイヌに何をすればいいのかを理解させる方法が基本です。一度やってすぐ出来たら天才です。覚えているはずなのに出来ないときはヒントを与えてできるようにしてあげます。できたら褒めて自信をつけさせてあげます。
もちろん、覚える速さは犬種によっても、また同じ犬種でも個々に違います。
同じイヌでもオスワリはすぐに覚えられたけどフセがなかなかスムーズに
できないなど得意、不得意があります。
それでも、教え方さえ間違えなければ必ずイヌは出来るようになります。
子イヌには基本のトレーニングを中心に、成犬にはお悩みごとに応じて
改善のためのトレーニングを行います。
『昨日、何度やってもうまくできなかった』子が翌日やってみたら誘導も
ヒントもなしでいきなりビシッとやってみせるのです。そんな瞬間の感動
をすべての飼い主の方に味わっていただきたい。そしてイヌをもっともっ
と好きになっていただきたいとおもいます。
社会化の重要性
子犬を迎えたらなるべく早く社会化をしましょう。
イヌが生まれてから成犬に成長するまでの過程の一時期に社会化期という時期があります。これは一般的には生後1ヶ月~3ヶ月までの期間をいいます。
子イヌの目が開き、ものを目で追い始めて少し経った頃です。この頃から母イヌや兄弟犬とコミュニケーションをとり始めます。この母犬や兄弟犬と遊んだり、叱られたりと相手の反応から自分のとった行動の結果を学び、噛み付く力加減やほかの犬との合図、ボディランゲージなど自分が取るべき行動を覚えていきます。
社会化とはこの時期にイヌがこの後に遭遇するであろういろいろな物事に慣らすことをいいます。社会化をしておくと将来的に恐怖を感じる対象が減り、そのため(人目線でいわれる)問題行動を未然に防ぐことができ、かつ新しい局面に遭遇したときに柔軟に対応する力を身につけることができます。
人間社会でともに生きていくのであれば、大人、子供、赤ん坊、男性、女性、帽子やヘルメットをかぶった人、マスクをしている人、ヒゲを生やした人などの人間だったり、イヌも成犬、子イヌや様々な犬種。猫などの犬以外の動物。車やバイク、自転車などとそれらの音、雷や風などの自然の音から掃除機やドライヤーなどの生活音。人に撫でられたりなどの体感する刺激などなど、考えられるありとあらゆる物事を経験できるのが理想です。
また、こうしてたくさんの経験をしたイヌは成長した後にあらたな物事に出会ったときに、自分で柔軟に対応する能力がつきます。
これはイヌの脳の発達に関係していてこの時期の子イヌの脳はまだ十分に発達しておらず物事に対する恐怖や警戒よりも好奇心のほうが強いためといわれています。それが4ヶ月を過ぎる頃から成犬の脳とほぼ同じになり、徐々に警戒心や恐怖心が好奇心より優ってきて用心深くなります。そのため経験の少ないイヌは知らない物事にたいして、警戒心や恐怖心から対象物から逃げようとしたり、排除しようとしたりする傾向が強くなります。
このようなことから社会化できたイヌはその後、周囲の環境を受け入れやすいため無駄にストレスを感じること無く、問題行動も起こしにくくなるのです。
一生一緒にいられるために
社会化の重要性の項で記したようにイヌは社会化期を過ぎ、脳が成犬と同じくらいに発達してくると物事を認識しようとする好奇心、興味よりも警戒心や恐怖心が強くなります。これは体も成長して行動範囲が広がる時期でもあり、この時期にまだ、警戒心の未発達な状態というのは自然界では死を意味することにもなるためです。
ですが、人と共生することが必要な現在のイヌはこのままでは人の言ういわゆる問題行動が現れやすくなってしまいます。
警戒しなければならない対象、恐怖の対象がたくさんあるわけですから、自分を守るために、吠えたり、噛んだりしなければなりませんし、いろいろな情報を得るために人にかまわず、リードを引っ張ってあっちやこっちの匂いを嗅がなくてはなりません。
噛めるものは靴も服もテーブルの足もみんなオモチャ、良い匂いがするものはみんなご飯。イヌにとっては当たり前の行動でも人にとっては困り事ですね。
可愛いと思って迎えたのにいつの間にか「こんなはずではなかったのに」ということになってしまいかねません。
ですが、社会化期を過ぎたからもう手遅れなのかというとそうではありません。
◆ 基礎トレーニング(オスワリ、フセ、マテ、オイデ)
◆ 人や犬に対しての吠えの抑制
◆ 噛みつきの抑制
◆ 引っ張りの抑制
イヌの起こす問題といわれる行動には必ず原因や理由があります。
その原因を探り、困った行動を改善する手助けをいたします。
何歳になっても諦めず根気よく取り組むことで改善できることもたく
さんあります。
愛犬が変わってゆく姿を見るのは何事にも代え難い喜びになってい
きます。是非、そんな愛犬の姿を見てあげてください。
家族として迎えたのであればこころを通いあわせ一生一緒にいたいですよね!